【2月】Q値1.8無暖房時室温低下(夜~早朝)

2月6日朝、大阪では今年度1番の冷え込みとなりました。

今回は2月5日夜就寝時から、2月6日朝起床するまでの約7時間無暖房であったとき、1階リビングが何℃まで室温低下するのか測定したいと思います。

我が家の性能はページ最上段(ブログタイトル下)に記載しております。

2月5日 夜23時37分 測定場所 1階リビング(暖房停止直前)

絶対湿度 10.5g/m3
室温 22.2℃
湿度 53%
外気温 4.3℃
 この日の夜から早朝にかけて、寒波が襲来するとの予報。23時代で4.3℃とかなり冷え込んでいますが、室内は朝からずっとリビングの暖房をつけっぱなしにしているのでとても暖かい状態です。我が家ではリビングの室温を22℃から23℃に保てるように、エアコンの温度設定をしています。理由は不明ですが、エアコンの設定温度は21℃設定にすると、リビングは22℃代に保たれ、エアコン設定と室温は1℃程度のずれがあります。
 我が家では、夜、家族が全員入浴を済ませたら、1階にある浴室の扉を開け放して、湿気と熱をリビングに送りこむことにしています。これにより、湿度は約5%~10%くらいの上昇が見込めることから、乾燥対策として有効です。しかしこの日は、入浴後、浴室の扉を開け放つことを忘れてしまっていたので、湿度は少し低くなっています。浴室の扉を開け放っておけば、5~10%程度の湿度上昇が発生するので、もう少し湿度が欲しければ、浴室の扉は開けておく方が良いでしょう。
 夏場に同じことをしてしまうと湿度が上昇しすぎて不快指数が上昇してしまいます。湿度が60%を超えるとカビ発生リスクが高まるという情報をどこかで耳にしたことがあるので、湿度60%をできるだけ超えないようには気を付けいています。

続いて、1階リビング床温度と天井温度です。

床温度:21.2℃

天井温度:22.3℃

床温度は室温より1℃低く、天井温度は室温と同程度となっています。

体感としては裸足だとすこし足が冷たく感じ、靴下やスリッパをはいていると、足元は暖かく、冷えを感じることはありません。天井温度が特に高いことはなく、室内気温は均一に保たれ、暖かくても顔が火照ったりすることはありません。快適です。

2月6日 朝6時32分 測定場所 1階リビング

絶対湿度 8.8g/m3
室温 17.3℃
湿度 59%
外気温 2.2℃

前日の予報通り、今年度最低気温を更新しました。

夜の室温計測から約7時間経過したときの室温と比べ、-4.9℃でした。

うーん、18℃を下回らなければいいなと考えていたのですが……さすがに寒波の影響は大きいようです。

しかし、真冬に室温を17℃程度に抑えることができているというだけでも、十分高断熱の範疇だと言えるのかもしれませんね。Q値1.8Ua値0.51相応の結果なのでしょうか。

就寝時3時間程度、浴室換気を作動させていたので、それを止めればもう少し温度低下を抑えることができたのかもしれませんが、カビ発生リスクのことを考えると思い切ったことはできず……といった具合です。

起床時に室温が17℃だと、少し寒く感じるので、普段は起床1時間前に暖房運転のタイマーを設定しています。そうすれば、起床時には21℃代にはなっているので、朝から快適に過ごすことができています。

続いて、早朝の床温度と天井温度です。

床温度:17.4℃

天井温度:17.7℃

床温度と天井温度はほとんど室温と変わりません。高気密高断熱の性能が発揮されているといったところでしょうか。

まとめ

 夜間、7時間程度暖房を停止させたときの室温低下は4.9℃でした。もう少し断熱性能の高い家であれば、室温低下を抑えられるかもしれません。家を建築する際、どの程度の断熱性能を目指せば良いのか見当する際のなんとなくのイメージを持つための参考になればと思います。

 heat20では、5地域の基準として、平日14時間暖房を稼働させたときのシミュレーションとして、G2グレードはおおむね13℃を下回らないとなっているので、それ相応の結果になっているとも考えても良いのでしょうか。もう少し詳しく調べてみたいところです。

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