- 我が家では、換気設備として、ダクトレス1種換気である「せせらぎ」を採用しています。
今日のように寒波が襲来しているとき、3種換気などの換気方法では、屋外の冷気をそのまま室内に取り入れてしまい、コールドドラフトにより足元が寒くなってしまう恐れもあります。しかし、1種換気システムだと、換気の際に室内の熱を極力逃さないようにしてくれたり、屋外の冷気を極力暖めてから取り入れてくれるので、とても室内が快適になります。
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本稿では、メンテナンスの1つである、フィルターのホコリを取り除き、市販のエアコンフィルターを「せせらぎ」の通風孔に取り付ける手順を紹介したいと思います。
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手順について(ホコリ取り・エアコンフィルターの取付)
まずはカバーの取り外しです。
まず、一番外側のカバーはマグネット式になっており、軽い力で取り外せます。おそらくネオジウム磁石で取り付けられているのかなと推測できます。
外側のカバーを取り外しました。
丸い穴の開いたカバーにより、黒いネット状のフィルター(通常フィルター)が装着されている形です。このカバーははめ込み式&マグネット式となっています。こちらも何も考えずに簡単に取り外すことができます。
通常フィルターを取り付けるカバーを取り外した様子です。少しホコリが付着している様子を見ることができます。網の目は粗いので、細かいホコリはあまり吸着できそうではありませんね。
通常フィルターを取り外しました。ここでようやくファンユニットが見えていきます。数か月に1度はこのファンユニットも取り外し水洗いする必要がありますが、今回は見合わせます。
白く見えているのがホコリです。3か月ぶりくらいのホコリ取りですが、まあまあのホコリがついています。
エアコンフィルターを取り付けてみます
今回はこの市販のエアコンフィルターを使用します。
東和産業 エアコンフィルター NEW AERO Clean 3枚組
レビューもまあまあ好評ですね。
我が家では通常使用してエアコンに普段から利用していますが、よくホコリを吸着している様子なので、せせらぎにも使用してみたいと思います。ちなみにエアコンに使用した場合、ワンシーズンでホコリがびっしりです。
このフィルターは自分で切り取って使用するタイプです。せせらぎの通風孔に合うように18㎝四方に切り取ります。
さて話がそれました。せせらぎに取り付けたいと思います。
通風孔にあてがっている様子です。マグネット部分に印をつけて小さな穴をあけておきましたが、マグネット式なので穴を開けなくても取り付けられましたね。
エアコンフィルターの上から通常フィルターを取り付けます。
カバーを元通りに取り付けて完成です。通風に支障は無い様子です。
追記(2022年3月)
取り付けたフィルターを約1年放置した結果です。
かなりほこりがたまってしまっていました。ワンシーズンに1回は交換したほうが良さそうです。このほこりが室内に流入することを防ぐことが出来ると考えると取り付けた効果は十分あるように感じます。
「せせらぎ」専用の別売りフィルターもあるが……
「せせらぎ」専用の別売りフィルターも存在します。
PM2.5・花粉フィルター 6枚セット 丸型【ダクトレス熱交換換気「せせらぎ®」専用】
PM2.5・花粉フィルター 6枚セット【ダクトレス熱交換換気「せせらぎ®」専用】(製造年月日2019年4月以前のせせらぎ対応)
しかし、PM2.5も吸着し性能が高いことが推測できる反面、価格は¥7,920(2021年12月現在)と、6枚入りとは言え、消耗品であることを考えるとお手頃な価格とは言えません。今回使用したエアコンフィルターの方がはるかに経済的です。
まとめ
- 「せせらぎ」のカバー類は基本的にマグネット式なので取り外しは簡単。
- 「せせらぎ」に元からついている通常フィルターは網の目が粗いので細かいホコリは取れないと推測できる。
- 上記の理由より、よって市販のエアコンフィルターを取り付けることは一定の効果があると推測できる。
- 東和産業 エアコンフィルター NEW AERO Clean 3枚組は効果が期待できて経済的。
- エアコンフィルターを18㎝四方に切り取るとせせらぎの通風孔にぴったり合う。
- 「せせらぎ」専用の別売りフィルターも販売されており、高性能であることが推測されるが何と言っても高価。
エアコンフィルターをプラズマクラスターにも貼り付け
空気清浄機の吸気口にも貼り付けました。空気清浄機も定期的にホコリを吸い取りメンテナンスの必要があるのですが、エアコンフィルターを使用するとメンテナンス期間を引き延ばせますね。
コメント
こんにちは。庇について検索していましたらこちらへ辿り着きました。教えて頂けたら嬉しいです。現在建築中の者ですが、工務店から庇をどうするかと聞かれました。屋根には軒がないため、大きな窓に庇を検討中です。もし宜しければ教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。
本ブログをお読みいただきありがとうございます。
庇の大切な役目の1つは、夏の直射日光を室内に入れず室内温度の上昇を防ぎ、冬の直射日光を室内に入れて室内を暖めるという役割があります。ただし、庇の出幅を適切に調節しておかないと日光を遮ったり取り入れたい時期と合わなくなってしまいます。
本ブログの以下のページも参考にしてみてください。
https://onnnetsuhouse.com/residential-performance/eaves-length/
下の画像は他ページのものですが、直感的に分かりやすいですね。
https://stat.ameba.jp/user_images/20190529/00/jasoo0315/78/17/j/o0300025814418148876.jpg