10月末となり、秋も深まってきました。昼間はまだ暖かさも残るものの、朝晩ともなれば少し肌寒くなって来ました。我が家では10月中旬からサンシェードもすべて取り外すことで日射取得を行い、なるべく熱を屋外に逃さない運用に切り替えています。
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さて、我が家は夏季においては、南面の窓は庇により日射遮蔽を行い、なるべく屋内に直射日光が入らないような工夫を行っていますが、10月末において、この窓の日射状況はどのようになっているか確認を行いました。
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南面リビングの高所用窓の日射取得状況
午後11時頃
午前11時頃になっても、リビング南面の高所用窓にはほとんど影がかかっておらず、屋内に直射日光が差し込んでいることが伺えます。我が家は、9月中頃まではしっかり庇により日射遮蔽を行い、それ以降は日射取得できるような庇の出幅に調整しています。(方法については庇(ひさし)の長さを計算して冬暖かく夏涼しく過ごすを参照してください)日射遮蔽用の庇を取り付けていますが、10月末、少し肌寒くなってくる頃には、太陽高度は小さくなることで室内に日光を取り入れ、室温の保持に寄与していることが推測されます。この日の太陽高度(南中高度)窓と庇の出幅等の情報は次の通りです。
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勝手口からの日射取得と1日の室温変化
我が家の南に隣家がある関係で、1階リビングは以下の時間帯しか日射取得を行うができません。
- リビング南面の高所用窓:8時頃~12時頃
- リビング掃き出し窓:8時~9時頃
- 勝手口:15時~17時頃
我が家の勝手口(エクセルシャノン製)は南面西端に設置されているので西日による日射取得が可能です。(夏季においてはサンシェード等を用いてしっかり日射遮蔽を行わなくてはならないのが難点です)
我が家の日射取得は南面の隣家の関係で、午前中と夕方は可能ですが、昼過ぎから夕方にかけては日射取得ができません。そのため冬季は日射取得が不足してしまい、エアコン暖房にどうしても頼らざるを得ませんが、10月末のこの時期は、お昼間の室温上昇はマイルドになり、オーバーヒートも起こさず、1日を通してあまり室温変動が無く、1日中22℃~24℃からはずれることはほとんど無く快適に過ごせています。